ロッテ 美馬が減額制限超の1億円ダウンでサイン プロ14年目で初の白星無しに後悔「治す時にしっかり治しておけば」
ロッテ・美馬学投手が2日、ZOZOマリンスタジアム内で契約更改交渉に臨み、1億減の4000万円でサインした。(金額は推定)
今季は3試合に登板し、0勝2敗。プロ14年目にして初めて勝ち星なしに終わった。8月には右ひざの靱帯(じんたい)を痛め、最近までブルペン投球もできていなかったという。「焦りだったりっていうのがあって、なかなかケガも治せなかった。ちゃんと1年間野球できなかったのは。治す時にしっかり治しておけば良かったというのは終わってみて後悔している。(今年で)クビになるんじゃないかなというのもあって、焦りはかなりあった」と振り返った。
チームでは投手最年長の美馬は、来年で39歳。色紙には「尽くす」と記した。「(来季も契約できることは)やっぱりうれしかったし、結局野球が大好きなのでまたやれるっていうのは、やっと前向きになれた。来年のチャンスをもらえたので、しっかりやり尽くしてチームに貢献できたら」と意気込んだ。