オリックス・古田島 球団歴代新人最高の昇給率400% 来季は先発転向を予定「中継ぎに迷惑をかけない先発に」
オリックス・古田島成龍投手(25)が2日、大阪市内の球団施設で契約更改交渉に臨み、2800万増の3500万円(金額は推定)でサイン。年俸700万円から400%アップで、オリックスでは歴代新人最高の昇給率となった。
「5倍の3500万円という形です。今年は全てが初めてで本当に新鮮でした。1試合1試合、必死に食らいついていた形で、あっという間に終わったという感じです」
23年度ドラフト6位で入団し、1年目の今季は50試合に登板して2勝1敗、24ホールド、防御率0・79と圧倒的な成績をマーク。これまでトップだった19年・中川圭太の昇給率300%を超える大幅昇給となった。
来季は背番号も「97」から「35」に変わり、先発転向を予定している。開幕ローテ入り、そしてイニングイーターになることを目指す。「開幕ローテは目標にしていきたい。中継ぎに迷惑をかけない先発になりたい。(首脳陣に)150球はマストでいけますかねと言ったんですけど」と話す口ぶりは頼もしい。中継ぎでインパクトを残した右腕が、今度は先発でも輝きを放つ。