ヤクルト・清水が4000万減で更改 来季掲げた「日本一」には仲間への思いも「ムネを気持ちよく送り出してあげたい」
ヤクルト・清水昇投手が3日、都内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、4000万減の9000万円でサインした。(金額は推定)
清水は今季を「しんどいシーズンだった」と厳しい表情で振り返った。球団からは「続けるのはしんどいか?」と話があったことを明かした上で、「来季がうまくいくとは限らない。このシーズンを糧に、来季やっていけたらいい」と前を向いた。
色紙には「日本一」と目標を掲げた。その理由には、仲間への思いがあった。「昨日報道でムネ(村上)が来季をもってメジャーにいくと明言した。高い目標をもっているので、気持ちよく送り出したいと選手会長として思っている。そういう思いで日本一と書かせてもらった」と、最高の花道を作りたい熱い思いを明かした。
今季は17試合の登板にとどまり、苦しみ続けた1年になった。0勝3敗2セーブ、2ホールドと結果を残せず、防御率は7・27だった。7月に2軍降格となってからは先発調整を続けていた。