日本ハム・斎藤友貴哉が増額更改「納得して押しました」理想の抑えは「藤川さん」理想の投球は「大谷翔平」
日本ハムの斎藤友貴哉投手(29)が3日、北海道北広島市の球団事務所で契約交渉し、今季の推定1500万円から増額で更改した。「アップしました。(金額は)ご想像にお任せします。納得して(判を)押しました」と笑顔を見せた。
今季はキャリアハイの25試合に登板。1勝1敗1セーブの成績。夏場以降を13試合連続無失点で締めくくり防御率1・71の好成績を収めた。それでも「全然満足していなくて、足りないというか、もっと野球したかったという思いがあるので、来年もっと長いシーズンになれるようにやっていきたい」と話した。
11月30日のファンフェスティバル「Fフェス」では新庄剛志監督(52)から田中正義投手(30)とともに抑えとして指名された。「どっちも真っ直ぐピッチャーなので、真っ直ぐは負けたくないですね。圧倒できるようなピッチャーになりたいです」と対抗心を燃やした。
抑え投手の理想の投球として16年のパ・リーグCSファイナルステージ第5戦日本ハム-ソフトバンク戦で九回に登板した大谷翔平投手の投球を挙げた。165キロの直球で押す姿を例に「あんな感じでいきたいですね」と言う。さらに目指す抑え投手像を「藤川(球児)さん」とし「真っ直ぐで圧倒したいので。コイツが出て来たら無理だという雰囲気のピッチャーになりたいですね」と相手に絶望感を与える守護神を目指す。