巨人・岡本和 球団最高年俸5億4000万円 メジャーへの思い初めて語る「目標にしている場所」
巨人の岡本和真内野手(28)が3日、東京・大手町の球団事務所で契約更改交渉に臨み、1億2000万増の5億4000万円で更改した。「1億の24年契約」とボケ連発だったが、会見の最後に単年での契約更新を告白。坂本を抜いて球団最高年俸を手にし、メジャーへの思いを公で初めて語った。(金額は推定)
普段と変わらぬ岡本節に夢と本音を散りばめた。10年目の今季は4番として全143試合にスタメン出場。個人でもベストナイン、ゴールデングラブ賞を受賞するなど主将、主砲として4年ぶりのリーグ優勝に貢献した。球団の24年?提示に感謝しつつ「さすがに10年にしといた方が…」とオチまで付けて笑わせた。
笑いが絶えない会見の中で、メジャー挑戦の夢にも触れた。2日にヤクルト・村上が来オフのメジャー挑戦を改めて明言。「本当にすごい。頑張ってほしい」としつつ、「昔から憧れ、目標にしている場所」と言葉を選びながら話した。海外FA権取得は最短でも26年。球団との交渉に関しては「ご想像にお任せします」とけむに巻いた。
球団では松井、阿部、杉内、坂本、菅野に次ぎ6人目の年俸5億円突破。名実ともにチームの顔として果たすべき役割がある。「CSで負けてしまったのでやり返したいです。僕自身、日本一を経験したことがないので経験してみたい」と岡本和。まずは日本で最高峰を目指す。