広島・ドラ1佐々木&ロッテ・ドラ1西川 日本シリーズで再会誓う 青学大が神宮大会優勝報告会
東都大学野球の青学大が6日、東京都渋谷区の青山キャンパスで第55回記念明治神宮野球大会の優勝報告会を行った。広島ドラフト1位の佐々木泰内野手(21)、ロッテ同1位の西川史礁外野手(21)はプロでも日本一をかけて切磋琢磨(せっさたくま)することを誓った。
同大会を初制覇し、史上5校目の大学4冠(春秋リーグ戦、全日本大学選手権を含め)を達成した2人。次に頂点をかけて戦う時は敵同士だ。佐々木が「いずれは日本シリーズで、お互いにスタメンを張って、お互い打って、勝てれば」と意欲を示せば、西川も「大舞台でお互い良い姿を見せられたら」と呼応した。
同じ右の長距離砲としてしのぎを削った盟友について、「インパクトの強さ、タイミングの取り方はマネしようと思ってもできない。優しい人間性も見習いたい」と佐々木。一方の西川は「どの球でもホームランにできる幅の広さはすごい。キャプテンシーは絶対にかなわない」と尊敬の念を明かす。それでも互いに「長打力は負けたくない」と宣言。プロでも良きライバルとして高め合い、最高の舞台で再会する。