高野連「7イニング制など高校野球の諸課題検討会議」理事会で立ち上げ決定 25年12月までに対応策

 日本高野連は6日、大阪市内で理事会を開き、7回制について検討するワーキンググループの報告を受け、新たに「7イニング制など高校野球の諸課題検討会議」を立ち上げ、来年12月の理事会までに対応策をまとめる方針を決めた。

 検討会議では、部員の傷害予防・熱中症対策、気候変動など高校野球を取り巻く状況に対応するため、7イニング制のほかリプレー検証導入の可否などについても検討を進める。宝馨会長(67)は「高校野球が健全な方向で発展していくように尽力していきたい」と話した。

 また、来年5月5日に軟式高校球児が東西選抜チームで戦う交流試合の開催を決定。高校日本代表ヘッドコーチを務めた前橋育英・荒井直樹監督(60)が校務の都合で辞任し、新たに技術・振興委員で元市尼崎監督の竹本修氏(60)が就任することを発表した。

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