王貞治氏が巨人OB会で熱弁「来年はジャイアンツとホークスで決戦しましょう」
巨人のOB会総会が7日、都内で行われ、王貞治氏(ソフトバンク球団会長)が出席した。
今季は巨人、ソフトバンクともにリーグ優勝を飾ったが、DeNAが日本一となった。悔しい結末に、王氏は「勝負っていうのは本当に分からないですね。これは勝てると思う時が、やっぱり一番危ないんだなというのを改めて感じております」と振り返った。
総会では来季から就任する新コーチの紹介もあった。王氏は「私もジャイアンツに30年、ホークスに30年で、もう60年プロ野球の中におります。今の私の野球に対する思いっていうのは、ただ一つですね。やはり丁寧さっていうのが最終的に自分を支えるバックボーンなんじゃないかと思います。球際の丁寧さ、バットを振るんでもただただ力いっぱい振るんじゃなくて丁寧にボールとバットを結びつけるというか。つい最近になってそのように思うようになりました」と力説。その上で「コーチの皆さんには今の丁寧にというのを一つ頭に入れてほしいなと思います。来年はジャイアンツとホークスで、決戦しましょう」と言葉に力を込めた。