巨人・阿部慎之助監督「ジャイアンツは日本一になって初めて評価される」球団OB総会で王会長ら前に決意

 巨人が7日、都内のホテルでOB会総会を開催した。壇上に立った阿部慎之助監督(45)は、来季のリーグ連覇と悲願の日本一を誓った。

 4年ぶりのリーグ優勝を果たした巨人だが、CSファイナルSでDeNAの前に敗退。日本シリーズに進出することができなかった。阿部監督は「今年90周年を迎えて、無事に優勝はできたんですけど、最後に本当に悔しい思いをしてシーズンが終わってしまいました」と厳しい表情で語り、「それを糧に来年は日本一になって、この場でまたごあいさつさせていただきたいなと思っております。引き続き温かく、もっと温かく見守って頂けたらなと思っております」とあいさつ。「ジャイアンツはやっぱり日本一になってこそ、初めて評価されると僕も思っております。なんとか皆でですね、知恵を出し合って日本一になって、皆様にご報告できればと思っております。どうぞ、よろしくお願いいたします」などと語った。

 この日の総会には現役コーチを含め85人が出席。山口寿一球団オーナー(67)をはじめ、ソフトバンク王貞治球団会長(84)、中畑清OB会長(70)、国松徹球団社長(68)らに加え、新任の橋上秀樹作戦担当コーチ(59)、古城茂幸1軍内野守備兼走塁コーチ(48)、松本哲也1軍外野守備兼走塁コーチ(40)、立岡宗一郎3軍外野守備兼走塁コーチ(34)らが壇上で挨拶した。

 ■主な出席者(順不同、敬称略)

 山口オーナー、王貞治、松田オーナー代行、国松社長、星取締役、阿部監督、吉村編成本部長、中畑清、江川卓、原辰徳、城之内邦雄、阿野鉱二、吉田孝司、高田繁、江藤省三、角盈男、川相昌弘、駒田徳広、高橋由伸、村田真一、宮本和知、内海哲也、清水隆行、斎藤雅樹、仁志敏久、二岡智宏、村田善則、脇谷亮太、古城茂幸、矢野謙次ほか。

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