オリックス・宮城 基金継続誓い「周りの方々にお世話になって育ってきたので、少しでも恩返しできれば」
オリックス・宮城大弥投手(23)が8日、大阪・舞洲の球団施設を訪れ、キャッチボールなどで調整。ベテランの域まで活躍し、リアル“あしながおじさん”になる決意を口にした。
「僕は周りの方々にお世話になって育ってきたので、少しでも恩返しできれば。僕に続けられる力がある限りは、社会貢献活動を続けたいです」
22年から「宮城大弥基金」を継続中。自身が幼少時に経済的な苦労があったことから、貧しい状況にある子どもたちに野球用品などを贈っている。子どもたちから動画などを通じて感謝の言葉をもらうことがモチベーションとなっており「一生懸命野球を続けてほしい気持ちになりますね」と笑みを浮かべた。
来季は2年連続の開幕投手が決定している。「楽しく野球をやっている姿をいつまでも、何歳になっても見せ続けたいですね。勝ち負けや楽しさ、悔しさ。全てを見ていただけたら」と、マウンド上から勇姿を届けていくつもりだ。