ヤクルト・高梨が500万減の3000万でサイン 来季への誓いは勝利「1勝じゃ全然満足いく結果ではない。本当に勝ちに貪欲に」
ヤクルト・高梨裕稔投手が9日、都内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、500万減の3000万円でサインした。(金額は推定)
今季を「どちらかといえば、やっぱ苦しい1年だったなと思います」と振り返りつつ、「1軍に呼ばれるまでいい状態をしっかりキープして、1軍に呼んでもらえた時にいいピッチングをするんだってことは1年間常に思っていたので、それが9月半ぐらいですかね、できたと思うので、先発としてできたと思う。そこはファームにいる時に気持ちをぶらさずに、しっかり状態を良くして、しっかり練習してっていうところができて、最後ずっと投げられたと思うのでそこは良かった」と手応えも得た。
球団からも「もっとできる」とハッパをかけられたことも明かし、色紙には「勝」と決意を込めた。「もちろんチームの勝ちというところは大前提にある中で、個人としても今年2年ぶりに勝ちましたけど、1勝じゃ全然満足いく結果ではない。本当に勝ちに貪欲に投げていければという思いを込めて。1軍でしっかりチームを勝たせられるように、そして自分も勝てるように、貪欲に、勝ちに貪欲にやっていきたい」と意気込み、2桁勝利を目標に掲げた。
今季は8試合に登板し、2年ぶりの白星を挙げるなど1勝4敗。防御率は4・14だった。