現役ドラフト ロッテ・平沢は西武へ 「ドラ1」3選手が移籍【一覧】
日本野球機構(NPB)は9日、出場機会に恵まれない選手を救済する「現役ドラフト」を開催し、移籍が決まった選手を発表した。
ロッテ・平沢が西武、広島・矢崎がヤクルト、DeNA・上茶谷はソフトバンクへそれぞれ移籍。ともにドラフト1位で入団した選手で、新天地で飛躍を目指す。
平沢は2016年にドラフト1位で仙台育英から入団。レギュラー候補として期待され続け、2018年には112試合に出場した。だが、1軍定着はできず今季は出場なしに終わった。
広島・矢崎は22年にリリーバーとして才能が開花。翌23年はキャリアハイの54試合に登板し、24セーブをマークした。チームの2位躍進に大きく貢献し、今季は26試合の登板で防御率3・60だった。
上茶谷は東洋大から18年ドラフト1位で加入。ルーキーイヤーは7勝を挙げたが、今季は2勝にとどまった。通算121試合の登板で、本格派右腕として新天地での活躍が期待される。
各球団の獲得選手一覧は以下の通り。()は前所属。
▽セ・リーグ
巨人 田中瑛斗投手(日本ハム)
阪神 畠世周投手(巨人)
DeNA 浜地真澄投手(阪神)
広島 山足達也内野手(オリックス)、鈴木健矢投手(日本ハム)
ヤクルト 矢崎拓也投手(広島)
中日 伊藤茉央投手(楽天)
▽パ・リーグ
ソフトバンク 上茶谷大河投手(DeNA)
日本ハム 吉田賢吾捕手(ソフトバンク)
ロッテ 石垣雅海内野手(中日)
楽天 柴田大地投手(ヤクルト)
オリックス 本田圭佑投手(西武)
西武 平沢大河内野手(ロッテ)