ヤクルト・古賀が限度額いっぱい450万減の1350万円で更改 来季は背番号2で巻き返しへ「1からのスタートになる」
ヤクルト・古賀優大捕手が10日、都内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、減額制限いっぱいとなる450万減の1350万円でサインした。(金額は推定)
古賀はケガに泣いた1年を振り返って、「オープン戦でケガをして、1軍の試合や2軍の試合をテレビで見ていてすごく悔しいシーズンになった」と唇を噛んだ。だが、子どもからの「パパが野球をやっている姿を早くみたい」という言葉を励みに愚直にリハビリを行い、すでに復帰。来季の巻き返しを見据えていた。
外から見る野球で悔しさばかりではなく、学びもあった。「捕手として配球の部分を、自分だったらこうやるのになというところで中村さんや松本さんが座ったときにまたひと味違うリードを数多く見ることができた」と引き出しを増やした。
来季への目標は「チームのために」と献身を誓い、正捕手奪取を目指していく。「2番は重たい番号。数多くに歴代のいい捕手がつけられているので心機一転頑張りたい」と意気込み。「1からのスタートになると思うんですけど。キャッチャーみんなに絶対に負けたくない」と話した。
今季は開幕前に左膝半月板を損傷。多くの時間をリハビリに充て、1軍の出場機会はなかった。来季の巻き返しを誓い、背番号がかつて相川亮二、中村らが背負った「2」に変更されることも発表されている。