ヤクルト・小川泰弘が5000万ダウンの1億1000万円でサイン 投球フォームの原点回帰で「飛翔」誓う 来季はフル回転を約束

 ヤクルト・小川泰弘投手が10日、都内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、5000万減の1億1000万円でサインした。来季からは単年契約で勝負をかける。(金額は推定)

 小川は今季を振り返って、「ケガから始まって体調不良も重なり、バランスの悪いシーズンだった。その中でも自分の体と心と向き合える大事な時間だった」と悔しさの中に収穫も得たことを明かした。それでも期待のかかる中で12登板に終わったのも事実。球団からは「まだ頑張ってもらいたい。若い力も出てきた。引っ張っていってほしい」とゲキを飛ばされ、表情を引き締めた。

 来季の目標には「飛翔」と記し、「個人としてもチームを引っ張れるようにフルで戦っていきたい」とフル回転を決意。「試行錯誤して自分を見つめて、来季に向けて方向性は出ている」と左足を高く上げる投球フォームに戻し、原点回帰で来季の巻き返しを目指していく。

 小川は21年から4年契約を結び、今季は最終年だった。だが、今季は開幕前の3月にコンディション不良で離脱。ケガからのスタートとなり、今季の初戦は4月下旬だった。その後も体調不良に阻まれるなど、登録抹消を繰り返し、今季は12試合の登板で2勝5敗。防御率は4・65だった。

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