DeNA・伊勢 先発転向へ「年々コントロールが良くなっているので、先発の方が生かせる」
DeNA・伊勢大夢投手(26)が12日、神奈川・横浜市内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、年俸1億1000万円から約16%減となる9250万円でサインした。これまで中継ぎの柱として活躍してきた右腕は、来季から先発転向を目指すことを明らかにした。(金額は推定)
入団以来5年間、中継ぎの柱として活躍し、通算100ホールドをマーク。2022年は71試合に登板した。2軍降格も味わい、37試合登板に終わった今季を振り返りつつ「先発希望を出している」と明言。今季の自身の投球について「圧倒できていない」と吐露し、「年々コントロールが良くなっているので、先発の方が生かせるのでは。投手としての価値を上げたい」と話した。
やるからには高みを狙う。「球団からも『(ローテの)6枚目に入るようでは、リリーバーとして使う』と言われている。東さんと左右でチームを引っ張れるようにやっていきたい」と覚悟を持って挑む。