中村悠平「生涯ヤクルトです」新たに3年契約 FA権行使を永久凍結
ヤクルト・中村悠平捕手(34)は13日、東京都内の球団事務所で契約交渉し、2000万減の1億5000万円で更改した。今季で3年契約が終了した正捕手は、保持していたFA権の行使を永久凍結。新たに3年契約を結び「生涯ヤクルトです」と宣言した。(金額は推定)
「非常に迷いました。他球団のキャッチャーがFAしている中で自分がFAすると自分の立ち位置がわかるんじゃないかと思ってすごく迷った」。宣言残留も模索するなど心は揺れた。それでも、これまでの交渉で「球団からすごく必要とされている」ことを感じて権利放棄を決断した。
色紙に書いた来季目標は「要」。「チームの要として引っ張る。まだまだ若い選手に負けずにやっていきたい」。内山、古賀ら若手が虎視眈々(たんたん)と狙う正捕手の座をやすやすと手放すわけにはいかない。