巨人 前中日のR・マルティネス獲得 キューバの複数メディア報じる 2年総額24億円超か

 巨人が、中日を自由契約となり、獲得を目指していたライデル・マルティネス投手(28)と基本合意に達したことが15日、分かった。近日中にも球団から発表される。

 14日にはマルティネス側から中日に、今季限りで退団する旨と「来年は東京の球団に行くことになった」と連絡を入れていた中、中日やソフトバンクらとの争奪戦を制したのは巨人だった。来季のリーグ連覇と、日本一奪回に向けて大きな補強となる。

 また、この日(現地時間14日)に出身地のキューバの複数メディアも、巨人と契約を結んだと伝えた。その中でマルティネスは「私の夢は日本シリーズに出場して優勝すること。日本で最も重要なチームのクローザーに僕を選んでくれたことを、とてもうれしく思っている」などと話しているという。一部報道によると、2年総額1600万ドル(約24億6000万円)の大型契約ともされている。

 マルティネスは2017年に育成契約で中日に入団し、18年に支配下選手に昇格。抑えで活躍を続け、今季は2勝3敗43セーブ、防御率1・09で22年に続く2度目のセーブ王のタイトルに輝いた。通算303試合で14勝18敗166セーブ、防御率1・71。巨人は今オフ、FA戦線では阪神・大山とソフトバンク・石川の獲得を逃していた中、実績十分の右腕の加入で大勢、ケラー、船迫らと形成するリリーフ陣はさらに強固なものとなる。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

野球最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(野球)

    話題の写真ランキング

    写真

    デイリーおすすめアイテム

    リアルタイムランキング

    注目トピックス