千葉日大一が15日、同校グラウンドで元ロッテ・青松慶侑氏(38)を講師に招き、野球教室を開催した。高校の野球部が主催して元プロ選手を呼び、船橋市と習志野市の教育委員会が後援するという特異なケース。3歳から小学校低学年の約70人が参加し、部員41人と笑顔で交流した。
主将の秦幸平外野手(2年)は「野球部は厳しいという印象があると思うが、こういう機会を増やして楽しいんだということも知ってもらえたら」と野球離れが深刻な中での意義を語り「想像以上のプレーに刺激をもらったり、思いやりを持てたりする」とナインにとってのメリットも明かした。