楽天前監督の今江敏晃氏が１６日、ロッテ中村奨吾内野手とともに千葉県こども病院を訪れ、入院中の子どもたちと交流した。その後取材に応じた今江氏は、楽天を自由契約となり巨人が獲得調査に乗り出している田中将大投手について「本当に心配してたんで、安心しました。彼にはもっともっとプレーを続けてほしいと思ってましたし、今年は本当に思うようなシーズンを過ごせなかったと思うので、しっかりそこを踏まえて、彼はいろんな思いを背負ってやってる人間なので、マウンド上でね、それを思い切って出してもらいたいなと思います」とエールを送った。

　ロッテでの現役時代には対戦したこともある今江氏は「彼の持ってる力と、これまでの功績もそうですし、僕は対戦もさしてもらってたので、そういう意味では彼のすごさっていうのはもちろん分かってます」とし、日米通算２００勝まで３勝に迫っている大記録については「もちろんそこは彼にとっては僕は通過点なんじゃないかなと思ってる。それはどうこうっていうより、マウンドで投げてる、彼のマウンドで投げてる姿は、楽しみにしてる人はたくさんいると思うので、そこに向けて頑張ってもらいたいなと思います」と話した。