オリックス・曽谷 狙う「ふるさと大使」“火消し”頼らず全国区になる 奈良で歳末防火パレードに参加
オリックス・曽谷龍平投手(24)が16日、奈良県広域消防組合西和消防署の「歳末防火パレード」に参加した。出身の同県斑鳩町初のふるさと大使となるために、全国区級の活躍を目指す。
今季は7勝11敗、防御率2・34と奮闘したが、「まだ自分の立場では(大使に)なれない」という。続けて「ある程度の知名度がないとダメだと思う。野球を知っている人であれば、知ってもらえるくらいの成績を残してから」と力を込めた。
斑鳩町役場で総務部安全安心課課長を務める父・博一さんは「石の上にも三年。町民の方の認知度も高くなっているので、斑鳩=曽谷となってくれれば」と期待を抱く。
消防車の放水なども体験した曽谷は「1試合でも多く、火消し(救援陣)の人を使わないように」とイニングイーターになる決意。斑鳩の顔として、恥じない成績を残す。