選手会 夏場の屋外デーゲーム再考求める 会沢会長「考えてくれないかと」NPBと事務折衝
日本野球機構(NPB)と日本プロ野球選手会の事務折衝が17日、都内で行われた。出席した同選手会の会沢翼会長(広島)は夏場の屋外球場でのデーゲーム開催について再考を求め、ナイターでの実施を提案した。
「今年は猛暑だった。湿度も高かった。12球団として考えてくれないかという話をしました」。猛暑の中、屋外でのプレーは体への負担も大きい。選手の意見を集めて訴えたところ、「日程調整を含めて検討していただける」(会沢会長)との回答を得た。これまでは“暗黙の了解”で、夏場の屋外でのデーゲーム開催は控えてきた歴史があるが、今季は7月13日に14時開始で広島-ヤクルト戦(マツダ)が行われた。
「気候も合わせて。昔とは違う。交渉は続けていく」。時代に合った開催環境を求め、改善を模索していく。