日本ハムは１８日、アリエル・マルティネス捕手（２８）と来季の契約が合意に達したと発表した。契約条件は複数年契約で年俸２億５０００万円。新庄監督は９月２９日の今季ホーム最終戦セレモニーでファンに対して「来年、レイエスとマルティネス、ファイターズのユニホームを着てほしくないですか？みなさん『どこもいかないでね運動』を始めてください」と訴えたが、ともに残留が決まった。

　マルティネスは中日で５年間プレーし、自由契約公示を経て２３年から日本ハムと契約。今季はオープン戦で好調を維持し、開幕４番に抜てき。勝負強い打撃で打率・２３４ながら、チーム４位の１３本塁打、同３位の５７打点の成績を残した。

　シーズン終盤には「僕自身も何年もここでプレーしたいと思える素晴らしい球団です。これからもよろしくお願いします」と残留を熱望。球団側と交渉を進めていた。来季は日本ハムで３年目のシーズンを迎える。