巨人 田中将大獲得の舞台裏とは 吉村編成本部長が説明「彼の実績だけじゃなく人柄、態度、いい報告を受けた」

 巨人は25日、東京都内のホテルで、楽天から自由契約になった田中将大投手(36)の入団記者会見を行い、同席した吉村編成本部長が獲得した経緯や舞台裏を明かした。契約は年俸1億6000万円プラス出来高払いの1年契約。(金額は推定)

 阿部慎之助監督からの強い要望があり同編成本部長は「田中選手の獲得に向けて話し合いを進める中、阿部監督以下チームの現場の人たちも彼の実績だけじゃなく人柄、態度、いい報告を受けた。私たちも評価は全く変わってない。ぜひジャイアンツの一員になってほしいという形でした」と明かした。

 田中にどういったことをチームに注入してほしいかについて阿部監督は「投げている姿を見てくれれば若い選手が何か感じると思う。それだけで十分です」と期待した。

 球団では、菅野智之投手が海外フリーエージェント(FA)権を行使し米大リーグ挑戦を表明。15勝右腕の穴埋めが懸案事項となり、通算197勝右腕に白羽の矢を立てた。

 日米通算200勝まで残り3勝。戦力としてだけではなく豊富な経験の還元で、若手投手の多い球団にとって大きなプラス材料になることは間違いない。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

野球最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(野球)

    話題の写真ランキング

    写真

    デイリーおすすめアイテム

    リアルタイムランキング

    注目トピックス