巨人 田中将大は1年契約の年俸1億6000万円プラス出来高払い「一番熱くお声かけしていただいた」
巨人に加入が決まった田中将大投手が25日、都内のホテルで入団会見を行った。契約は年俸1億6000万円プラス出来高払いの1年契約となった。(金額は推定)
田中将は右肘のクリーニング手術明けだった今季登板は1試合のみ。プロ18年目で初のシーズン未勝利に終わり、推定年俸2億6000万円から大幅な減額提示を受けた。推定で5000万円の提示とみられ「実質、居場所はないんじゃないかと」と自由契約を選択していた。
そんな中、巨人は楽天を上回る提示を行った。田中将は「やりがいを感じたい。ジャイアンツからお声がけがありうれしかったです」と率直な気持ちを明かし、「一番熱くお声かけして頂いた。迷うことはなかった」と率直な心境も吐露した。
獲得を熱望した阿部監督は「日本シリーズが印象に残っています。そこから時はたっていますけど、その印象しか無くて。チームが勝つために己を犠牲にして最後登板してきたりとか、熱い気持ちを持っている。そこが今の若い選手に足りていないところ。そこを見て、学んで、ジャイアンツはずっと続いていくわけですから、継承していってもらいたい。そのために獲得に乗り出してもらうようにお願いしました」と語り、「いろいろウダウダ言われてますけど、できると信じてあげるしかない。2桁勝って一緒に日本一になることしか考えてない」とキッパリ言い切った。
それを受けて田中将も「ウダウダ言われてるのは知っているので、自分で証明するしかないと思っているので。結果で恩返しできるように頑張りたいと思います」と力を込めた。