オリックス 自信を持て!湊社長が選手に訴え 阪神・淡路大震災から30年「勝負の年」へ

 オリックスは27日、大阪市内の球団事務所で仕事納めを迎え、湊通夫球団社長(62)が取材に応対した。来年は阪神淡路大震災から30年を迎える一年。「球団として、一つ勝負の年。自分の中でも節目の年だと確実に思っています」と覇権奪回への強い思いを語った。

 湊球団社長が訴えたのは、暗黒期到来など後ろ向きになるなということだ。21~23年のリーグ3連覇から一転、今季は5位。「暗黒期は過去の話。(選手が)元に戻ることを考えること自体間違っている。自信のなさじゃないのかと自分に問いかけ、前を向きゃいいんです」と語気を強めた。

 中嶋前監督がチーム内の弛緩(しかん)した空気を「慣れ」と表現したが、岸田新体制で始まった秋季キャンプで選手たちの雰囲気の変化も感じ取った。「岸田さんも『本当に選手は変わってきていますよ』と充実感に満ちあふれていて」。自信を取り戻し、再び常勝軍団となる。

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