近江・多賀監督が退任へ 甲子園に春夏通算23度、聖地常連校へ導いた名将

 近江・多賀章仁監督(65)が来年3月31日付で退任することが27日、分かった。平安(現龍谷大平安)から龍谷大に進み、1989年に同校の監督に就任。春夏通算で甲子園に23度出場し、2018年からは5大会連続で夏の甲子園出場を果たすなど聖地の常連校となるまでにチームを引き上げた。

 22年春は山田陽翔投手(現西武)を擁してセンバツ準優勝。20年以降では春夏通じて甲子園で3度4強入りを果たすなど全国屈指の実力を見せていた。ただ、今夏は滋賀県大会準決勝で敗退し、秋も優勝した滋賀学園相手に準決勝で敗れていた。

 選手には退任の意向を伝達済み。準優勝した2001年夏の甲子園に捕手として出場し、現在はコーチを務めている小森博之氏が後任に就く予定。多賀氏は4月から総監督として指導にあたる見込みとなっている。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

野球最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(野球)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス