楽天・三木肇監督（４７）が２９日、来季巻き返しのキーマンに捕手陣を指名した。「簡単な話ではないけど、基本的には守り中心にチームを作っていきたい。キャッチャーが一つ大きなキーになる」と話した。

　今季は太田、石原がメインでマスクをかぶった中、リーグワーストの防御率と厳しい結果に。そこは投手だけの責任ではなく「数字だけじゃ言えないこともあるけど、バッテリーが誰が見てもテーマでしょ。どう意識、改善していくか」と指揮官。シーズン終了後からコーチ、戦略室と課題を洗い出す作業に時間を費やした。

　「本当にしんどいポジションというのは理解している。いろんな失敗、経験をしてほしい」と期待値が高いのも確か。「共同作業になる。バッテリーを含めての守備になる」と語った。