日本ハム・山崎福也 今季目標は投のキャリアハイ&打のプロ初アーチ「プロ野球人生で1本打ちたいなっていう夢はある」
日本ハムの山崎福也投手(32)が7日、東京都町田市の母校・日大三高で自主トレを公開した。キャッチボールなどで約1時間、汗を流した。
オリックスから移籍1年目だった昨季は2年連続2桁勝利となる10勝を挙げ、初めて規定に到達した147回2/3の投球回、防御率3・17はいずれも自己ベストの成績。今季の目標も「優勝チーム全員で日本一。個人としてはキャリアハイ。勝ち星にしても、イニング数にしても、防御率もしっかりと」と、自己最高を塗り替える結果を掲げた。
さらに交流戦で4年連続安打をマークし、プロ通算打率・250を誇る左腕は、打撃の目標も設定。「まだホームランを打ったことがない。プロ野球人生で1本打ちたいなっていう夢はある。頑張ります」とプロ初アーチに狙いをつけると「日本シリーズにしても、交流戦にしても、ヒットを打てるように」と、日本シリーズでの安打&パ・リーグ投手の新記録となる交流戦5年連続安打にも意欲をにじませた。
今オフはトレーニングの成果で体つきが大きくなり、体重も約2キロ増。「軽く投げてもピッと行くような感じはある」と、ここまでの手応えは上々だ。この日の自主トレ公開は、ファイターズブルーのウエアで登場。グラブには北海道の形の刺しゅうを施した。加入2年目となり、野球以外では「北海道の町をちょっといろいろ出歩きたい」とホームタウンの開拓にも興味津々。身も心も北海道に染まって、チームの勝利に貢献する。