楽天の新入団選手らが９日、雪降る仙台で新人合同自主トレを迎えた。

　ドラフト１位・宗山塁内野手（２１）＝明大＝を始め、新人選手らがキャッチボールやノックを受けるなど精力的に動き出し。午前練習の最後に行われたシャトルランでは、宗山は新人選手８人のうちトップ３入りとなる１０５で充実の汗を流した。

　初日を終えて、宗山は「体の動き自体は悪くないですし、ここからもっと上げていけたらなっていうような感じです。ここから２月に入ったらキャンプがあってシーズンへと入っていくので、まずはそこに対する体の準備っていうところを、柔軟性だったり強さ含めてしっかりやっていきたいなと思っています」と話した。

　またシャトルランでは「目標は１５０って高く言ってたんですけど」と苦笑い。「全然１００回ちょっと（１０５回）で終わったんですけど、１００回は超えられたんでよかった。８０ぐらいからやっぱちょっときつくなってきたんですけど、ペースを落とさずに走ろうと思ってやっていました」と振り返った。

　練習の合間には糖質とアミノ酸を混ぜた自家製の特製ドリンクを摂取するなど、高い意識を見せた金のタマゴ。「動くためのエネルギーと、あとアミノ酸が入っているので回復が早くなる。味は…（笑い）。ビーツって言われるものと、あとは糖質がバナナのような味がするんで、それを混ぜて、ちょっと何味かはよくわかんないんですけど飲んでいます」と笑みも見せた。

　新人合同自主トレは今月２８日まで行われる。