日本ハム・伏見寅威捕手が９日、鎌ケ谷で自主トレを公開した。練習日の到着時刻は午前７時。この日も８時台にはグラウンドでランニングやキャッチボールをするなどして、汗を流した。

　プロ１３年目のベテラン。“朝活”の狙いを「時間を有効に使いたい。一種の修行だと思ってやっています。気持ち的にも成長できるというか。朝早く起きるようにしています」と説明した。

　近年のオフは、休日でも少しは体を動かすように留意。先輩選手らから年齢を重ねると、どんどん体が動きづらくなっていくというアドバイスを受けたという。「常に動いていくというか。動き続けている感じ。オフは作りますけど」と、体がさび付かないように最低限の運動を自らに課している。

　昨季は６２試合の出場ながら、勝負強い打撃とインサイドワークで存在感を示した。今季は３年契約の３年目。「勝負のシーズンだと思っている。絶対に今までで一番いい成績を収めて、優勝目指して頑張っていきたい。（数字の目標は）ないです。とにかく全てにおいていい１年にしたい」と意気込んだ。