ヤクルト・ドラ2のモイセエフ パワーだけじゃない「動ける体をつくってきた」体力で猛アピール

 ヤクルトのドラフト2位、モイセエフ・ニキータ外野手(18)=豊川=が9日、体力で猛アピールした。

 新人合同自主トレ2日目。最後に組まれたメニューは、戸田球場横にあるトラックでの1000メートル走×3本。182センチ、87キロから繰り出される大きなストライドで1本目を3分40秒、2本目を3分42秒で1着となった。

 息を切らして大粒の汗を流しながら「(高校の)現役でやっていたことをずっとやってきて、動ける体をつくってきた」。両親がロシア出身。昨センバツでは新基準バットで第1号を放った左の大砲は、注目されるパワーだけではなく基礎体力も示した。

 プロ初のキャンプインまで約3週間。「まずは体づくりが大切になってくるので、結果を出せるように頑張っていきたい」。1軍の舞台を目指し、強じんな土台を築く。

 ◇モイセエフ・ニキータ(Nikita Moiseyev)2006年11月29日生まれ、18歳。愛知県出身。182センチ、87キロ。左投げ左打ち、外野手。ロシア出身の両親を持つ。小学1年から野球を始め、豊川では1年からベンチ入り。24年センバツでは低反発となった新基準のバットによる大会1号を放つ。高校公式戦通算打率・485のミート力もあり、同年度ドラフト2位でヤクルトに指名された。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

野球最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(野球)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス