プロ野球の新人研修会が10日、東京都内で行われた。楽天のドラフト1位の宗山塁内野手は、野球殿堂博物館を見学した際に、明大の先輩で楽天監督を務めた星野仙一さんのレリーフの前で記念撮影したことを振り返り「自分もゆくゆくはあそこに名前が載るような選手になっていきたいと思った」と感銘を受けた様子で話した。
阪神とロッテで活躍した鳥谷敬さんが講演し、現役時代に「40歳まで遊撃手でレギュラー」という目標を立てていた話などを披露。宗山は「目標の立て方、数字に対する意識の向け方は、すごく深いところまで日々考えてやっておられたと感じた」と語った。
研修会には新人121選手らが参加した。