DeNA・萩原本部長が明かす 三森獲得のトレード舞台裏 数年前から高く評価「牧をも脅かしてもらって全然構わない」

 入団会見に出席した三森
 新天地のユニホームに袖を通し、グッズタオルを掲げる三森
2枚

 ソフトバンクからDeNAにトレードで移籍した三森大貴内野手(25)が10日、神奈川・横浜市の球団事務所で入団会見に出席した。

 常勝軍団に8年間所属した三森は「入団した時から強いチームでしたし、そういった中で試合に出させてもらって、経験をさせてもらった。思い切って野球ができればと思っています」と、培ってきた王者の精神を胸に、新天地での活躍を誓った。

 二塁手を本職とし、内野はどこでも守れる万能プレーヤー。パンチ力ある打撃と俊足も魅力だ。会見に同席した萩原チーム統括本部長は、数年前から三森を高く評価していたことを明かし、「これだけの選手を獲得できた」と会心のコメント。走攻守に秀で、ユーティリティー性も持つ三森の加入に、起用プランはさまざまな選択肢が広がるが「できることが多いので、何をどうするかは現場と話し合っていきたい」と話した

 内野は二塁には不動のレギュラー・牧がいるが、「我々は層を厚くすることに躊躇しない」と萩原本部長。「牧をも脅かしてくれて全然構わないですし、その競争こそが強いチームを作っていくと思う」と最大級の期待を寄せた。

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