日本ハム・伊藤 新球「キックチェンジ」挑戦 鷹狩りへ「引き出し増やしたい」元同僚・上沢との投げ合い心待ち
日本ハムの伊藤大海投手(27)が11日、エスコンフィールド北海道で自主トレを公開。新たに、中指を立てて握るチェンジアップ「キックチェンジ」の習得に励んでいることを明かした。
スプリットよりも遅く変化量が大きいのが特徴。メジャーでは使い手がいるが、日本ではまだ珍しい球種だ。昨年のCSファイナルSのソフトバンク戦で、黒星を喫したことを踏まえ「スプリットの球速が出すぎて(打者の)真っすぐの対応に合ってしまった。緩急がかなりキーになるので、引き出しを増やしたい」と語る。
すでにホーム開幕戦の4月1日・ソフトバンク戦での先発が内定している。元同僚の上沢がソフトバンクに加わったため、今後投げ合う可能性に触れて「(負傷を)治して100%にしてきてください」と話していた。