ＰＬ学園聖友会・硬式野球部ＯＢ会の懇親会が１２日、大阪市内のホテルで行われた。会長の巨人・桑田真澄２軍監督（５６）がＫＫコンビとして名をはせた清原和博氏（５７）の長男で慶大の正吾と交流があることを明かした。

　正吾とはともに食事をしたこともあり、「すごい楽しみに見ていました」と慶大野球部での活躍を追っていたという。正吾は昨秋プロ志望届を提出するも指名漏れし、引退を決断した。桑田氏の次男であるタレントのＭａｔｔと正吾との親交も深く、桑田氏は「同じ世代の仲間として刺激し合いながら成長してもらえたら」と話し、「この後の人生がさらに輝けるように頑張ってもらいたい」とエールを送った。

　同会には元ヤクルト・宮本慎也氏（５４）、元横浜・野村弘樹氏（５５）、元阪神・片岡篤史氏（５５）らＯＢ６５人が参加。桑田会長は開会のあいさつを務めてＰＬ学園の現状を説明。「生徒数は年々減少している。中、高で１学年１クラス。野球部復活の前に学校自体の存続が非常に厳しい状況。できることは野球部の絆を絶やさないこと」と話した。