DeNA・牧 古武術武具「釵」で手首強化 打撃に直結する動き「力の入れ方にすごくいい」
DeNA・牧秀悟内野手(26)が12日、鹿児島県鹿屋市の串良平和公園屋内練習場で阪神の井上広大外野手(23)や西武・古賀悠斗捕手(25)らとの合同自主トレを公開した。
牧が琉球古武術の釵(さい)を使ったトレーニングに手応えを口にした。両手に1本ずつ持ちクルクル回す。体全体を使い手首を動かす。打撃に直結する動きで「体幹(に力)を入れ、重さを利用できれば打撃にも生きてくる。(バットへの)力の入れ方にすごくいい」と語った。
今季の目標は、自己最多だった2023年の29本塁打を超える30本塁打以上。昨季は23本塁打で「昨年の個人成績以上のものを出せるように」と気合。今回の自主トレでは“牧組”のリーダーとしても精力的に動いた。昼休憩時には報道陣にお弁当を振るまい、練習中には数分ごとに井上らを呼び止め熱心に指導。「自分のところでやりたいっていうメンバー。持っているものを教えて、充実した期間にしたい」と目を輝かせていた。