斎藤佑樹氏が新競技「Baseball5」のスーパーバイザー就任 道具はゴムボール1つ「野球界にとどまらず革命起こしてくれると確信」
元日本ハムの斎藤佑樹氏(36)が13日、「Baseball5 JAPAN」のスーパーバイザーに就任し、都内で行われた「侍ジャパンチャレンジカップ 第2回Baseball5 日本選手権」の開会式に出席した。
柔らかいゴムボールを手打ちする同競技。キューバの遊びがルーツとされ、2017年に野球・ソフトボール振興の一環として発表された。試合は1チーム5人制で男女混合。斎藤氏は「日本の野球界の裾野を広げることにとどまらず、新たなジャンルのスポーツとして革命を起こしてくれると確信しております」と力を込めた。
室内で行われ、フィールドは21メートル四方と野球の内野よりもコンパクト。基本的なルールは野球・ソフトボールと同じだが、「投手と捕手がおらず、打者は自分でトスしたボールを手で打つ」「ホームラン、フェンスダイレクト、ファウルは即アウト」など独自のルールにのっとり、スピーディーな試合が展開される。さらに、会場内にはDJブースがあり、クラブミュージックと実況が盛りあげる新たな空間だ。
同氏は「指導者がいなくても始めやすく、フィールドが大きくないなど手軽さが魅力。エンタメとの融合もおもしろく、スポーツに興味がない方が見てもおもしろいと思ってもらえる競技になるのではないか」と魅力を説明した。