日本ハム・斎藤友貴哉が初ブルペン 今年のテーマは「スケールアップ」古巣・阪神戦登板にも意欲

 日本ハム・斎藤友貴哉投手が13日、千葉・鎌ケ谷で自主トレを行い、今年初めてブルペン入りした。投じたのは約10球ながら「すごくよく投げられているかな」と納得の表情を浮かべた。

 今オフは、胸周りを鍛えて柔軟性も高める新しいトレーニングを導入した。「引く力が強くて、押す力が弱すぎた。押すというのを今、テーマにやってます」と狙いを説明。「もっと上にいけるかな」と手応えを口にした。5日に30歳となったが「もっとカラダ的にもヘトヘトのイメージがあったけど、そんなことないなって。全く無縁ですね」と笑い飛ばした。

 移籍3年目の昨季はキャリアハイの25試合に登板し、防御率1・71。プロ初セーブも挙げるなど、飛躍のシーズンとなった。その流れのまま、投球フォームや球種も「今まで通りって感じ。去年からずっと積み上げてきているトレーニングもある。スケール的にはでかくなっているかな。今のボールを精度高く、もっと強く、あとはキレ良く」と昨季からの継続を重視。新たなものを加えることよりも全てに磨きをかけるという意味で、今年のテーマを「スケールアップ」とした。

 新庄剛志監督からは、田中とともに開幕ダブル守護神に指名されている右腕。過去2年は実現しなかった古巣・阪神戦の登板も「すごい楽しみ。投げたいですね」と待ち望んだ。

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