巨人・戸郷 沢村賞&侍入りへ「圧倒的な成績を」 母校・聖心ウルスラ学園で自主トレ公開
巨人・戸郷翔征投手(24)が13日、宮崎県延岡市にある母校・聖心ウルスラ学園で行っている自主トレを公開し、今年の目標に「沢村賞」を掲げた。
目標設定には、さまざまな思いを込めた。まずは何よりもチームの頂点。「ジャイアンツの日本一が一番なので」。沢村賞に選ばれる成績を残すことが、リーグVにつながる。「選考される方にアッと言わせるような成績を出せるように頑張りたい」と語った。
来年3月の第6回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)への思いもある。「すごく出たい。出るためには今シーズン圧倒的な成績を残さないといけない」。今季はプレミア12で使った、手のひらの内側に「日の丸」が刺しゅうしてあるグラブを使う予定。それを相棒に奮闘する。
米大リーグへも思いをはせた。ただし、今すぐではない。「日本でもっといい成績を残さないことには活躍できない。まだまだその夢は遠い未来に置いて、日本でもっと圧倒できるように練習していきたい」。夢も胸に抱きながら、今年は沢村賞を目指してシーズンへ向かう。