オリックス 高卒2年目左腕・東松 俺が一番星だ「同級生で勝利した人はまだいない」 フォーム改良で飛躍へ
オリックス・東松快征投手(19)が14日、舞洲の球団施設で自主トレを行い、23年度の高卒ドラフト組一番乗りで1軍初勝利を挙げることを目標とした。
「高卒の同級生で勝利した人はまだいない。そこを目指しています」。昨季はソフトバンク・前田悠が高卒1年目で1軍戦に先発したが、白星はお預け。東松が一番星を挙げるチャンスはまだある。
昨季、ウエスタンで7試合に登板。0勝3敗、防御率15・43と悔しい成績だったが、昨秋キャンプで東松の球を受けた若月から「すごいいいボール」と評価された。2年目の進化が期待される。
体の開きが早くなる悪癖を直すため、右足を上げた時に静止させてタメを作るフォームに改良中。「1軍に行かないと野球選手ではないと思う」と強い覚悟を持つ19歳が、2年目の飛躍を目指す。