2年目の巨人・西館が花巻東の先輩・大谷に真っ向勝負宣言 “大谷斬り”で先発ローテ入りへ弾みをつける
巨人・西舘勇陽投手(22)が16日、川崎市内のジャイアンツ球場で自主トレを公開。3月15日の米大リーグ・ドジャースとのプレシーズンマッチでは花巻東高の先輩である大谷翔平投手(30)との対戦の可能性もあり、“大谷斬り”で今季の先発ローテ入りへ弾みをつける構えだ。
これまで大谷と対面したことがないという西舘。「試合前のあいさつが一番緊張する。あまり時間を取るのもあれですし、できるだけ早く終わらせたい」と笑った。
それでも、昨季メジャー史上初の「50-50」となる54本塁打、59盗塁を達成した大谷と対戦できるチャンスは貴重だ。「人生で一回も経験できるか分からないことだと思う。投げるとなれば裏の配球ではなく表の配球で、真っ向勝負。結果がどうなるにしろ、そういうことができれば」と意気込みを示した。
新人の昨季は主に中継ぎで28試合に登板し、1勝(3敗)20ホールド。昨年11月にはプエルトリコのウインターリーグに参加し、2年目の今季は先発としてローテ入りを目指す。
今年の漢字に「回」を選び「開幕ローテーションに入ることが一番の目標。1年間通して先発で回り続けるというところと、(投球回は)100イニングを目標としてしている」と宣言。キャンプからアピールを続け、先輩・大谷との真っ向勝負を実現した先に、目標の先発ローテ入りが見えてくる。