巨人・阿部監督“気付き”求める 若手選手に「足りない」観察眼&洞察力を身に着けろ

 巨人は17日、都内のホテルでスタッフ会議を開いた。阿部慎之助監督(45)はリーグ連覇を目指す今季のテーマを「気付き」と設定。「気付きがないと、人として成長がないと考えていた。若い選手をずっと見てきたが、気付きが足りない」と理由を説明した。

 指揮官が選手へ求めたのは観察眼や洞察力を高める努力。「自分のことを必死にやるのは当たり前だが、周りを見ていろんなことが気付けるか。(今の若手は)そこら辺にボールが落ちていても拾わない。そういう小さいことからでも気付いてもらいたい」と話した。

 その意識の変化が野球の質に反映される。昨季は多用したバントに関しても「打たせて考えさせるってのも大事かなと思う」と阿部監督。課題の得点力向上へ、小さな「気付き」の積み重ねを大事にリーグ連覇と日本一を目指すチーム力を高めていく。

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