センバツ選考 98年ぶり大阪選出ゼロの要因は?宝委員長「2、3位校が出るには1位を破らないと」「大阪の人はショックを」
「選抜高校野球・選考委員会」(24日、大阪市内)
センバツ出場32校が決定した。日本高野連会長の宝選考委員長は、大阪勢が98年ぶりゼロとなったことについて「残念だが致し方ない」と語った。
「京都、大阪から選考がないのは、人口が多い地域で残念だが致し方ない」と語った宝委員長。「98年ぶりに大阪から出場校がなく、大阪の人はショックを受けているかも。でもそれが選考、それがセンバツということ」と説明した。
近畿5校目、6校目の比較検討では近畿大会8強で大阪3位の大院大高、滋賀1位の滋賀学園、同2位の滋賀短大付、京都1位の立命館宇治があがった。その上で明確な基準として示したのが「どこの県も2、3位校がセンバツに出るには地区1位を破らないと」。6校目の滋賀短大付は大阪1位の履正社を初戦で破ったことが評価された。
「今回の(大阪)1位・履正社、2位・大阪桐蔭は実力があるチーム。そういうチームを破って勝ちきったのは評価される」と同委員長は説明した。




