日本ハム・田中正義 60試合登板へ“効率投法”磨く「ロスなくボールに力伝える」新庄監督から斎藤とW守護神指名
日本ハム・田中正義投手(30)が28日、千葉・鎌ケ谷で自主トレを行い、ブルペンで約20球を投じた。昨季はキャリアハイの53試合登板で20セーブ、12ホールド。今季60試合登板を目標の一つに掲げる右腕は“効率投法”を磨く構えを見せた。
取り組んでいるテーマは「しっかりロスなくボールに力を伝える」こと。シーズンを通して活躍するためのポイントを「効率よく投げることが、長いシーズンを戦うにはすごく大事なところではある。なるべく無駄な力を使わないようにという意識はある」と挙げた。
新庄監督には、斎藤とともに開幕ダブル守護神に指名されている。この日のブルペンの感触は「悪くはない」と順調。キャンプを見据え「しっかり開幕から信頼してマウンドに上げてもらえるようなボールを投げていきたい」と冷静に意気込んだ。