ロッテ・ドラ6立松“ノムラの教え”胸に捕手で再出発 立正大時代の恩師が門下生 4年間つぶやき聞いて学んだ“孫弟子”

 キャッチャーミットを手にキャッチボールする立松
 キャッチャーミットでノックを受ける立松
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 “ノムラの教え”を胸に、捕手として再出発する。ロッテは28日、ロッテ浦和球場で新人合同自主トレを打ち上げた。ドラフト6位の立松由宇内野手(25)=日本生命=は、球団の期待を受けて、春季キャンプでは22年までプレーしてきた捕手に専念する。「一生懸命やりたい」と誓った。

 その頭脳は野村克也氏に由来する。立正大時代の坂田精二郎監督(現松本国際監督)が、野村氏が率いたシダックスで正捕手。野村氏の弟子から指導を受けた立松は、“孫弟子”にあたる。

 「1年生の時から、付きっきりでベンチの隣に座って。つぶやくんで、やっぱり。メモして。『お前、これはこうだぞ』とか言われたのを4年間学んでいました」。坂田氏を通じて、4年間、間接的に“ノムラの教え”をたたき込まれてきた。

 熟読した野村氏の著書「野村ノート」は「頭に入ってます」と言う。新人合同自主トレでは本格的にウエートトレに取り組み、ドラフト指名時から体重は9キロ増の85キロに増量。鍛え上げた肉体と野村氏ゆかりの頭脳で、飛躍を目指す。

 ◆立松 由宇(たてまつ・ゆう)1999年2月5日生まれ、25歳。千葉県出身。177センチ、85キロ。右投げ右打ち。内野手。藤代高、立正大、日本生命を経て、24年度ドラフトでロッテから6位指名され入団。豪快なスイングが魅力の強打の一塁手だが、22年には捕手としてドラフト候補に挙がっていた。

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