日本ハムの新庄剛志監督が３１日、キャンプ地の沖縄県名護市で、２月１日からのキャンプを前に取材に応じた。

　監督就任４年目のキャンプに向け、ミーティングではまず怪我の防止を訴え「ケガしないようにって。ケガしたら置いていく。ケガしたら本当に狂ってくるから計算が。おかしいなと思ったら、大きな怪我になってしまう前に治してほしい」と語り、自主トレで左手を負傷した清宮についても「大丈夫大丈夫。そんな慌てず」と話した。

　ただ「若い子たちはね、焦る気持ちでやってもらわないと。アピールは今の時期から始まってるから」。昨年２位に躍進し、優勝、日本一を本気で目指す今季。「１年目から作ってきたから、今がある。今年が１番楽しみかな、レギュラー争いは。もうできたら８人でいきたいからね。１４３試合８人で回したいぐらい。そのためにはキャンプとオープン戦で掴み取りなさいっていうね。そうしていかないと勝てないですからね」と、呼びかけた。

　昨年は万波を唯一「レギュラー」としたが、「今年に関してはない。わかんない」と白紙であることを強調。「みんなが必死こいて、（レギュラーを）獲りにくると思うから。３、４人は１４３試合出てほしい」と、期待を込めた。