ＤｅＮＡ・三浦大輔監督（５１）が３１日、沖縄・宜野湾市での春季キャンプで「守備力と判断力の向上」を掲げていくことを明らかにした。この日、チームは航空機で沖縄入り。宿舎でミーティング後「バッティングが得意な選手はいいってわけじゃない。そういう選手もそのテーマに沿ってやっていく」と話した。

　昨季のチーム失策数はリーグワーストの９６。もともと打撃力は高いだけに、守備面の徹底は悲願のリーグＶへの近道だ。Ａ班（１軍）では内野は田中コーチ、藤田コーチ、外野は河田コーチを中心に指導に厚みを加え「新しいコーチもいますし、新しい練習方法も入ってくると思う。いろんな方向から結果を求めていく」と力を込めた。

　また、ポジション問わず競争は激化。外野は筒香、佐野らのベテランもし烈なレギュラー争いの中に身を置くが「みんがそういう気持ちでキャンプに入ってきてくれてると思う」と期待した。