侍・井端監督「戦力として期待」不倫騒動の西武・源田に言及 若手台頭に期待も球界トップの守備力
「西武春季キャンプ」(6日、南郷)
野球日本代表「侍ジャパン」の井端弘和監督(49)が西武の南郷キャンプを訪問し、源田壮亮内野手(31)の守備力を球界一に位置づけた。
「当然あの守備は球界トップ。またシーズンをけがなく終えてくれれば戦力として期待しています」。時間にして約10秒。握手をして互いに笑顔で言葉を交わした。源田はオフの不倫騒動により、自らチームでのレギュラーの座を返上。それでも、指揮官は経験豊富な名手に対して絶大な信頼を口にした。源田は前回23年WBCで右手を骨折しながらも強行出場するなどして世界一に貢献。井端監督も昨年11月のプレミア12で代表に選出し、遊撃手として起用した。
次回のWBCは26年3月。今季の結果が大きな選考基準となる。井端監督は若手の台頭にも期待。「一気に今年出てくる選手がいればいいかなと。平沢選手とかも能力はある」と、ロッテドラフト1位で昨年現役ドラフトで西武に加入した平沢の名を挙げるなど新戦力にも目を向けた。
「見定めて判断したい」と指揮官。オリックス・紅林ら有望株は多い。源田を軸に日の丸の正遊撃手を絞っていく。



