楽天 覇気なく無得点大敗 投手陣に三木監督喝「しっかりしてほしい」
「練習試合、阪神6-0楽天」(15日、バイトするならエントリー宜野座スタジアム)
楽天・三木肇監督(47)は厳しい結果から目を背けなかった。投打に覇気がなく、3安打無得点と虎に大敗を喫した。「練習試合ということを差し引いても、しっかりしてほしい部分はある。コーチを含めて取り組んでほしい」。最後まで表情が緩むことはなかった。
特に鋭い視線を向けたのはバッテリーに対してだった。昨季は12球団ワーストのチーム防御率3・73。再建が急務となっているにもかかわらず、五回には渡辺翔が連続四球から3ランを被弾するなど、制球面の課題を露呈した投手陣に「バッテリーを含めて、もうちょっとしっかりしてほしい選手はいる」と注文を付けた。
対外試合は連敗スタートとなったが、本番はあくまでも3月28日からのシーズン開幕だ。「結果以上に得るものがあれば、練習試合をしている意味も出てくる」。この大敗を全員が糧にするしかない。





