楽天ドラ1宗山 5発&120メートル弾 プロ初特打で快音連発も「意識していることは変えずに打っていた」
「楽天春季キャンプ」(17日、金武)
楽天のドラフト1位・宗山塁内野手(21)=明大=が練習後に初の特打を行い、右翼芝生席奥の防球ネットを直撃する特大弾を放った。「意識していることは変えずに打っていた」と振り返り、手応えについても「そこは関係ないです」と表情を変えることもなかった。
フリー打撃でも柵越えを放っていたが、特打では81スイングして柵越えは5本。いずれも右方向に飛ばした。最後の柵越えとなった防球ネットへの一発は推定飛距離は120メートル。コーチ陣からもこの日一番の打球を意味する「キョウイチ」という言葉も聞かれた。
18日には広島との練習試合(沖縄市)が組まれている。高校まで広島県内で育った宗山にとってはふるさとの球団。特別な思いがあるか問われると「そんなに変わらないですよ」と白い歯を見せ、いつもと変わらず自然体で臨む。